（もう誰もお正月気分の人なんていないと思うけど）
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
（今さら感しかないけど）
新年、SNSや至る所で目にする「今年の抱負」的なものを…
個人的な抱負は、明るさや楽しさをキチンと放出すること。
仕事中は特に、淡々として見られたり、何考えてるか分からないと言われることが多いので、ここは何とかしたい。
「ただいまワクワク中」
とか書いたハチマキを巻いて（あーこの人は今、ワクワクしてるんだな、愉快な気持ちなんだな〜）みたいな、視覚的にわかるものがあれば、感情フルオープンで伝わっていいなと思うけど、感情が伝わる以前に、そんなハチマキ巻いてるのはたぶんキショイ奴なので、やっぱりやめよう…
みらいきってとしての抱負は、今年も「出すべきときに、出すべき勇気をだすこと」。昨年の抱負もこんな感じだった（どんなこと言ってたかは、一年でキレイさっぱり忘れた）
起業してからの約8年、将来の、謎に盛大なビジョンを人に話すと「無理でしょ〜」「それは行政の仕事やろー」「がんばれー」と、軽く笑われることが多かった気がする。
人の夢を笑うなんてけしからん奴だと思ったが、夢なんて、笑われるくらいがちょうどいい。
そもそも、言ってる私自身が「何を言っちゃってるんだお前は」と鼻で笑っていたし。
ただそれが数年経ち、少しずつ形が見え始めてくると、誰も笑わないどころか応援者や協力者まで現れた。あと単純に、友達や仲間も増えた。ありがたや〜
この人だったら、謎ビジョンをもしかしたら叶えるんじゃない？と、少しでも思っていただけるようになったのは、出すべきときに、出すべき勇気を出し続けてきたからだと思う。
いつもごりっごりに勇気を出すのは無理だけど（基本的にチキンな性格なので）、ここぞという時。
今勇気を振り絞ったら未来が変わるんじゃないかと思ったときは、他からどう見られるかとか、損するんじゃないかとか、そんなことは気にせず勇気を出せると、未来は変わるんじゃないかと思う。
勇気を出さず平穏に生きるのは無難だし未来は大体読めるが、余生を、読めた未来の確認作業をするために生きるのは辛い。
ちなみに私の夢、みらいきってが掲げているビジョンは
「家族もキャリアも諦めなくていい 社会の実現」だ。
女性は、妊娠・出産・育児というライフイベントによって、働き方や生き方を考えなければならない節目に立たされたりする。
私は結婚してから子どもと一緒にいることを選び、８年間専業主婦として過ごしていた。
こう書くと、キャリアを諦め、悲観的な気持ちで子育てしていたように捉える人もいるかもしれないが、ママ友にも恵まれ、毎日公園へ行ったり、ママ友とお酒を飲んだり、なかなか陽気に、愉快に過ごしていた。
仕事をしていなかったおかげで毎日お昼寝もしていたし、昼ドラやワイドショーとかもしっかり見ていた。あとこの時期は、実家の母とよくモーニングを食べに行き、子育てや芸能人の話をしたり、ペットショップに行ったりしていた（子供がワンワンを見たいというので、ペットショップでワンちゃんを鑑賞）
私は子育てを優先したが、逆にキャリアを優先するパターンもあると思う。どちらを選んでもそれなりに楽しいし、かけがえの無い時間だし、だからこそ今があると思う。
8年前の末っ子（現在小学3年生）。これくらいの時期に起業した。おしゃぶりしてて、かわいい…（洗濯物のリアル）
専業主婦をして、その後復帰するという選択
子供を保育園に預けて働くという選択
子供を産まないという選択もある。
そこにもう一つ、家族もキャリアも「どちらも選択する」「子どものそばで働く」という選択肢もあっていいと思う。
働き方も、正社員、パートだけでなく、起業や副業、パラレルワーカーなど、今の時代なろうと思えば何者にでもなれる気がする。
人によって、価値観も幸せを感じる尺度も違うのだから、選択肢は多い方が嬉しい。
昨年は、子どものそばで働ける場所を作るために、茨木市に「託児付きコワーキングスペース」という箱を作った。銀行の融資を利用したので、現在、絶賛借金持ちです。宝くじ買ってないけど、何かとんでもない偶然と奇跡が舞い降りてきて、当たらないかなぁ（ワクワク）
赤ちゃんがいると「ちょっと1時間見ててよ」という、その「ちょっと」が作り出せなかったりする。昨年末は「年賀状を書きたいのだけど、なかなか書けなくて…ちょっと1時間みててほしい」と、お子さんをみらいきっての託児に預けて、年賀状を書いている人もいた。
これからも、「ちょっと見ててよ」が、気軽に言えるお店でありたいなと思う。
また今年は、主婦の雇用を作ることに本腰入れて取り組んでいて、主婦の方達が働いたり、お仕事を回せる仕組みを作っている。
▼リリース前。そろそろリリース予定です▼
みらいきってとしても、私個人としても、2023年は昨年に引き続き、勇気を出さないといけない場面はいくつも出てくると思う。
その時々で、出すべき勇気を出して、茨木市の小さな居場所を大きな価値あるものにしていけるよう頑張ります。（「ただいま張り切り中」と書いたハチマキを巻きながら）
あと2023年は、なにわ男子のコンサートが当たると嬉しい（2022年はハズれた）
当たれ〜当たれ〜
おわり。
2023年も、よろしくお願いいたします。
株式会社みらいきって
代表取締役 高桑のりこ
