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経営指針セミナーの思い出と経営理念

こんにちわ。みらいきっての高桑です。

今日は5月18日19日と、泊まりで参加した中小企業家同友会の、経営指針セミナーについて書こうと思います。

経営指針セミナーは全7講あるのですが、今回は第2講でした。第2講は、泊まりがけで経営者としての姿勢や、経営理念について学び、自社の経営理念を固めていきます。

1日目は21時くらいまでみっちりと、経営者としての姿勢や経営理念とは何かを学び、翌日朝の8時〜作った経営理念の発表があります。タイムリミットが決められている中で、これから会社をどうしていきたいのか向き合い、スタッフのことやお客様のことを考えます。

毎回、徹夜で考える人が続出するという第2講ですが、私含め受講生の方達(11名)と一つの部屋で真剣に理念を作っていきました。

みらいきっては「家族もキャリアも諦めなくていい社会の実現」という理念が元からあるのですが、これをさらにブラッシュアップする形でスタートさせました。

ただ途中から、「さて!他の会社はどんな理念を掲げているんだろう…」とGoogleで「会社 理念」とか検索したあたりから、風向きが変わりました。

「か…かっこいい!かっこいい理念って、かっこいい!(語彙力の崩壊)」と自分の軸がブレ出し、元々あった理念もどんどんと変わる始末でした。

ちなみに、私が見た理念はユニクロやGoogle、サイバーエージェントです。みらいきってはまだまだ小さな会社ですが、見ているところは常に大きく、自分で言うのもなんですが、自分のポジティブさには尊敬の念すらあります。

そんなこんなで、元の理念とカッコいい理念を行ったり来たり、自分は会社の目的をどこにもっていくべきなのか散々悩み、スタッフの顔を思い浮かべたり、原点に立ち戻ったり、受講者の方達と理念の共有をしたりして、脳みそから汗が出るほど悩むのですが、言葉が浮かばず堂々巡りの時間を行ったり来たりしていました。

これは埒があかないな…と思い、一旦リセットだ!と、キリッとした顔で立ち上がり、お風呂にいくことにしました。

まだまだ長引きそうな中、誰もお風呂に入る気配がなかったので(誰かが行かないとなかなか行ける雰囲気じゃないのかな…私が行ったら皆行くだろう)と思い、勇ましく先陣切ってお風呂に行きましたが、30分ほどして戻ると、誰もお風呂に行っている者はいなかったです。

先陣切ったけど、誰も後に続かない、慕われていない上司感がすごかったです。人望とは…!

ただ、そんな感じを見せては負けだと思い、涼しい顔で元の席に座り引き続き理念に向き合いました。

深夜2時頃、私含め受講者全員、完全に行き詰まりながらもお互いに感想を言い合ったり、真剣に向き合いました。

みんな「これはどうだろう?」「いや、ここをもっとこうした方がいいのでは?」「眠いね…」「変な汗かいてきたわ〜」など、弱音もチラホラ出る中、たった一人お風呂をすでに済ませてしまった私は、1人だけ爽やかな顔で、髪と身体から最高に良い香りを振りまいていました。

お風呂に入ろうと決意した、数時間前の自分を殴りたくなりました。

ホテルのシャンプーはいい香りでした(やかましい)

翌日は朝8時から理念の発表があります。

私は3時に部屋に戻ったのですが、ベットの近くに飾ってある額の裏にお札が貼っていないか確認したり、カーテンの隙間が気になって開けたり閉めたりしてるうちに怖くなってしまったり、理念発表のときにどんな質問されるんだろうと不安になったり、ほぼ寝てない状態で朝を迎えました。

受講生が一人ひとり発表するのですが、一生懸命会社と向き合うみんなの姿を見て、感動したり、一緒に理念を作って悩む姿を見てきたので「よく頑張った!」とか、お前はどこから目線やねんという色々な気持ちが混じって、みんなの発表に涙していました。

私は昼からの発表だったので、午前中に発表を終わらせた人たちの晴れやかな顔を見つつ、昼食は緊張でまったく食べれずでした。ハンバーグだったのに。

理念発表は正直、緊張していて何喋ったか覚えていません。ただ、さまざまな意見が出る中で、やはり自分は「家族もキャリアも大切にできる会社をつくり、社会に広げていきたい」という想いが強いことを再認識しました。

みらいきっての経営理念は

「わたし達は、家族もキャリアも輝く未来のために、女性がイキイキと働く社会を実現します」としました。

自分が専業主婦だった頃、働きたいなぁと思っていた過去。働き始めた時に、子供を大切にできているのだろうか?と自分に問いかけた過去。

コロナで非正規雇用で働いていたママ友が解雇になったことに疑問を覚え、ニュースで見る女性の雇用問題に心を痛める中、「子育て期間がブランクにならず、それすらもキャリアとなるような会社があればいいな」と思い、会社を立ち上げました。

社会に向けて問題提起ばかり、行政は何もしないと愚痴ばかり言う人たちを見て違和感を覚えるのなら、自分は具体的な行動を伴う問題提起と、リスクと責任も覚悟しながら真剣に問題解決ができる経営者になりたいと思っています。

わたし達は、家族もキャリアも輝く未来のために

女性がイキイキと働く社会を実現します

この理念を叶えるためには、まずはみらいきってで働くスタッフ全員がイキイキと働くことが大切で、そのためには私自身もイキイキと働きたいなと思います。

2月から一気に会社が忙しくなり、人手が足りない!どうしよう!と思っていたとき、ふとスタッフの前で漏らした「忙しくて人手が足りてないかも…」という弱音に、

「その仕事、私がやりますよ」

「出勤日数増やしますね」

「フルタイムでいけます!」

「これから先、みらいきってのビジョンを一緒に叶えたいので社員になりたいです!」

と言ってくれるスタッフがいることが、心強く嬉しいなと思います。

数年前、1人ではじめた会社。1人でも進めることができた仕事量も、今は7名のスタッフがいないと進めることができません。

自分でとってきた仕事を自分でこなしていた時もすごく楽しかったけれど、みらいきっての仕事をみらいきってのスタッフと一緒に進め、さらに仕事をいただけている今は、もっと楽しいです。

ちなみに私は女性の雇用、主婦の雇用は、社会の問題だけではないとも思っています。

会社や社会も努力が必要だし、個人はさらに努力が必要です。

スタッフには、みらいきってで働いてスキルもキャリアも身につけて欲しいので

・web広告のオンラインスクール受講

・PRプランナーの資格

・イラレやデザインが勉強できる環境

・チャットGPTを使いこなせるようセミナー受講

など、変化の激しい時代に、前のめりでついて行けるようなカッコいい主婦になって欲しいので、チャレンジできる環境も少しずつ整えています。

みらいきってで働くスタッフが、イキイキと楽しんで働いてもらえる環境づくりが大切だと思うのですが、最近スタッフから「のりこさんが1番楽しそうに仕事してますよね」と言われ、確かに私が1番、みらいきっての仕事が大好きで、みらいきっての未来にワクワクしているんだなぁとおもいました。

経営理念を作り会社の目的を決めること、簡単だと思っていたけれど、作っている過程でスタッフやお客様へ感謝の気持ちが溢れたり、自分の抱えているものの重さと責任に苦しくなったり、それ以上にワクワクしたり、珍しく沢山泣いた二日間でした。

そして、最高に楽しい二日間でした。

経営理念を元に、お客様や社会にとって、なくてはならない会社、スタッフにとっては働くことが誇りに思えるような会社をつくろうと、改めて思いました。

絶対に入るべきではない時間に、空気を読まずお風呂へ行きましたが。結果、無の空間に良い香りをお届けでき、受講生の皆さんはさぞかし癒されたと思います。(やかましい)

最後に、経営理念の冒頭の言葉を「私たち」でも「私達」でもなく「わたし達」としたのは、末っ子が「私」という字を「わたくし〜」と言っていたのを一度聞いたことがあるので、子供に読み間違えられたら嫌だなという、ただそれだけです。

深い意味なんてないけれど、物事を考えるとき、それが経営のことであっても何であっても、常に子供のことが頭にフワッと出てくる自分がなんだか好きだなと思います。

おしまい。

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